昨今の我々リスナーが持ってしかるべき感性。

 当方、30年以上にわたりジャズを聴いていた年月の間を振り替えってみての意見ですが、
当初10代のガキの頃ジャズにはまって、初めなんとすごい音楽があるものだと感動しました。
後お決まりのコースのように、気に入ったミュージシャンのアルバムを聞きあさり、又少ない
こずかいの中からLP盤を買い集めて15年前の時点で2000枚ほどになってしまいました。
2000枚と言っても出されているLPの数の中の耳糞程にもならないとは思いますが、それなりの
耳は養えたかもしれません。
また、今になって思えばいろいろの評論家氏の意見等々の書物も読ませていただいたのですが、
諸氏各々のいろんな考え方を公の書物で一般販売し、またその意見をクローンの如く受け売り
発言するアマチュア評論家の方々も非常に増えてきております。
たとえば、だれだれのプレイは、何々のLP一枚以外内容がないとか、テクニックばかり先行して
これでは曲芸にしか思えないとか、等々。
もちろん、それらはあながち肯定せざるをえない場合もあると思います。でもそういう批評
を読んでしまうと、そこでそのミュージシャンの評価を自分自信で見極める前に変に聞く耳を
閉ざしてしまう人もいるかも知れません。
ジャズは奥が深い音楽(外の音楽も奥が深い物もいっぱいありますが)と思っております。
もっとピュアな気持ちで雑事の入っていない状態でそのミュージシャンのプレイを自分自信
の耳で感じる事こそが一番大事な事と思います。
また、今現在頑張っているミュージシャン(内外問わず)においてですが、このことがどう
してもできない。どうしても好きなミュージシャンのフレーズを手癖で使ってしまう(これは
肥やしとして使えばよいと思いますが)。知らないうちに早びきをしてしまい曲のイメージを
壊してしまう。等々。
(もちろんこれらを超越しているミュージシャンもおられますが。)
サムデイにかかわっているミュージシャンにしか長いめでは観察できないのですが、
これらの事は彼等が発展していく途上であるということを常に念頭において聞いております。
決してアウトサイドからみている評論家(これらの多くの人達は批評家かもしれません)
ではなく、常にインサイドに入った立場で、また常に彼等の良いところ、伸びて行く可能性
の部分を見極めた上で(見い出せない場合はしかたないですが)彼等を見続けていきたいと
思っております。僕はこういった事から真の評論家でありたいと思っております。
最近の日本の中堅どころといわれているミュージシャンは、間違いなく実力は昔に比べて
かなり上がってきております。当方非常に楽しみに思っております。
もうすでにジャズはアメリカの音楽ではありません。ワールドミュージックの一つです。
我々日本人を含めて作っていくものだと思っております。

  サムデイの方向性という立場で言わせていただくと、決して道場という立場ではなく、
常に新しいこと古いことを含めて実験して行ける店で有り続けたいと思っております。
そして、今までに無い違ったスタイルのジャズを生み出してくれる事も願っております。
いったい誰がやってくれるでしょうかね?。

皆さん、ミュージシャンみんなに多く期待しようではありませんか!。

この後は、又後日かき続けます!。



瞑想の続きです。

 最近よく思うのですが、これから我々日本人がどのようにジャズを進めていくべきか
良く想います。(ミュージシャンで無いのにえらそうですな!。)1950年代、60年代の、
僕が最も好きなストレートアヘッドなジャズが、やはりサムデイにかかわっているミュージシャン
も、同じように好きと心得ております。しかしそのサウンドを追い掛け続けるのも良いと想い
ますが、あまりにも過去の巨匠が築きあげた越えることの出来ない未到の虚山があります。
又、到達したとしてもそれを越える個性を又、下記と同じ意味で作っていかなければなりません。
そこまで行けばそのミュージシャンの確立された個性として歴史に名を成すでしょう。
だから、それを追い掛けるのも一つの人生だと思い非常に良い事とも思います。
このようなミュージシャンは、とても僕がかかわる事は不可能です。陰ながら祈るだけです。
そういった事も踏まえた上で、僕は色々なサウンドを実験していくことの出来るミュージシャン
とも気持ちを交えたいと思います。
具体的に申し上げると、たとえばリズムパターンについて一つ思うのですが、十数年前から
ジャズメンが良く取り上げるリズムで、セカンドラインリズムパターンがあります。
これはニューオーリンズに昔からあったのですが、最近誰かが使いだしてから世界中の多くの
ミュージシャンが良く使うようになりました。こうゆうように色々なものを吸収膨張していく
ことは、非常に良いことです。
そこで、僕は思うのですが日本人はジャズ人口が他国に比べ多いと思われます。日本人にとって
入りやすい音楽だと思います。(一人よがりですかね?)そのことから思うに元々日本人はジャズ
に繋がるビートの様なものを自然発生的に持った、ビートのある民族だと思います。
そこで日本の古くからある音楽 能、雅楽、和太鼓、民謡、等々、取り入れられるものは
ないかと、良く考えます。僕は、元々母方の父が観世流の能楽師の家なものでよく子供のころ
から能舞台や薪能に連れていかれた覚えがあります。又実家の二階に能舞台があり、いつも見聞
きしておりました。少しおじいちゃんに習ったこともあります。そこでなにか使えるものが無いかなあ
と、一時思いあぐねたこともありました。しかし今のところ思い当たるものはありません。
それやこれや思っている時に、ここ十年程前からダイビングによく行く八丈島の和太鼓(新節)
に共鳴しました。何かジャズにつながるものを感じます。(ねぶた、輪島のごじんじょう太鼓
にも興味があります。)そこでこの八丈太鼓を、なんらかの形で吸収消化できるビートパターンが
ないかと。僕は考えるのですが、協調してくれるミュージシャンこの場合ドラマーです。
出来そうなドラマーに時々このことを話したりします。また音資料を渡したりもします。
出来れば一緒に八丈島へ行き聴きに行きたいなあとも思っております。

なにか面白い、ジャズに使えるリズムパターンが見いだせたらしめたもので、それが日本の
ジャズメンみんなが使うようになり、そのリズムパターンであるがゆえの新しい息吹のかかった
曲が生まれたりもするのではと考えます。又その後世界各国のジャズメン等が使いだすように
なればしめたものです。日本から発進するジャズ関係のものは今のところありません。
海外のジャズにかかわる方達の認識が、少しずつ変わってゆくのも我々インサイドの人間の
使命だとも思っております。それになにかかっこいいリズムパターンが生まれれば素晴らしい
ではないでしょうか。又いろいろな形で枝分かれや発展してゆくのを見続けて行く楽しみは、
当方この上ない喜びです。、、、、、こうゆう事などが、僕の言う”実験の店”です。

また、気が向いたら何か書きます。
                                  では!

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