●サムデイマスターの回想録
今、東京近郊のタウン情報誌で、コンビニで買えるライブ情報誌と言えば
’ぴあ’さんだけです。以前シティーロード、ガレージパラダイス等
いくつかの月刊誌がありましたがすべて閉社してしまいました。
いかに雑誌類の運営が難しいか痛感致す次第です。
現在残っているのは貴’ぴあ’さんだけで我々音楽関係者としては、
ずーと続けていただく事を祈り、又心より応援しなければなりません。
又、貴社は月刊ではなく週刊誌でありまた、ライブ情報だけでなく
かなり広範囲の情報を載せておられる関係上、紙面の枚数に限度もあり
一ヵ月に渡る情報までは載せられない模様です。また、載せられる店の数も
限られているようです。したがって、一ヵ月間に渡るスケジュールを
見ることの出来るタウン情報誌としては、東京近郊においては、まったく
ないと言うのが今現在の現状です。
もちろん、代表する2つの専門誌ジャズライフ、スイングジャーナルが
マンスリーでスケジュールを載せてくれていることは、大変大きいことで
又大変重要なことであります。
しかしながら後記においては、もともとジャズを聞いていた人がほとんど
購買対象になっている模様で、しょっちゅう専門誌を買わないが
たまには、ライブでも聞きにいきたいな、ちょっと興味あるな?????
など思っている人の日常誌(タウン情報誌)の中にマンスリーでスケジュール
が載っていたら聞きに行きたくなる人も少しはいるのでは、、、、、
などなど、想っている今日この頃です。
したがって、このインターネットとニフティーで、情報をフルに
流したいと思っております。
また、インターネットにおいて当SOMEDAYのホームページの中に
都内近郊はもとより、世界中のライブハウスのホームページにリンクできる
コーナーをすでに作ってありますのでタウン情報誌が出来るまでの間の
補助をしていくつもりでおります。
ちなみに、当ホームページに掲載されていないライブハウスで
ホームページを開設されておられるお店がありましたら、当方森まで
お知らせ願います。
速やかに、リンクを張ってその店のスケジュールをみられるようにいたします。
皆さんご協力のほど!
なお、もし昔のシティーロードのような雑誌を復活させてみたいと言う雑誌社
を知っている方がおられたら是非お知らせ願います。
サムデイ マスターベーションの回想はこれで終りです。
●回想その2
2007年頃かなあ、ぴあさんから”各店様へおわび”という郵送物が来ました。
開封してみると、同封書面に、諸事情によりライブ情報掲載を中止させて頂きます。
と有りました。
当方慌てて貴社に電話を致し、中止撤回の懇願を致しました。
しかし、結果は虚しいものでした。
こんな事を、この公の所で書くと非常にまずいと思いますが、あえて書かせて頂くと、
元来貴社は早稲田の学生諸君が、タウン情報掲載をメインで発起したと記憶しております。
しかるに、タウン音楽情報を放棄してしまうとは、本道を放棄した事では無いのか。
まあ、当方外部からの客観的な見方でしか判断しておらず、実際経営不振で人件費削減により
掲載中止に至ったのかも知れない。
それとも、がらっと経営方針を変えたのかもと想像するが、当方に知る術は無い。
ただ、それ以降この関東圏内にタウン情報誌が消滅したままで、出来る見通しも無いのは悲しい。
従って現在、ジャズライフさん、ジャズジャパン(元スイングジャーナル)さん の専門誌
のみになってしまいました。両誌とも立派な専門誌でこの日本のジャズ界にとって大変重要かつ
必須アイテムです。
しかし、ポケットに入れる程小さく無く、また100円200円で買えるものでも有りません。
ここ15年、インターネットが導入され、各店のほとんどがホームページを持っております。
それぞれ、リンクを張り合いっこを致し、お客さんが其の都度ウィンドサーフィンをし、
今日はどこどこで、又来週の何日は暇なのでジャズでも聴きに行こうと思った時、その日の
全ての情報を検索するには、膨大な時間を要します。一言で、不可能です。
SOMEDAYは、取りあえず出来る事、を考えました。
お互いに良い意味で競争する事は当然ですが、このマーケットの狭いジャズ界、協力する事も
必要な場合も有ります。
そこで当SOMEDAYは、店内に各店のスケジュールチラシを置く棚を2年半前に設けました。
(入り口入ってすぐの所)基本的に他店専用の棚です。
当店と比較されて辛い時も有りますが、取りあえず気合いで設けております。もしこの文を
読まれたジャズの店主がおられて、共鳴いただけるなら、お互いにスケジュールチラシを
置きあいっこ致したいものです。
関東圏内以外には、ライブ情報が掲載されているマンスリープレイガイド小雑誌が間違い
なく存在する。
にもかかわらず、この圧倒的人口を抱える関東圏内に存在しないと言う悲劇から一刻も早く
脱却せねばなりません。
将来、賛同店主合同でポケットに入る無料又は100円程度のマンスリースケジュール小雑誌
を作れたら幸いと思っております。
2011年1月19日 記
from 2001,10 OCT