28 July 1996

SOMEDAY SUMMER JAZZ
FESTIVAL (ORCHESTRA)

出演バンド：・・・・・・アメリカの誇る、スイングジャズのオールスターズジャズバンド!!

★「THE WORLD GREATEST JAZZ BAND」


●ボブ・ハガード b, リーダーボブ・クロスビー楽団出身。ルイ・アームストロングに多くのアレンジを書いたことで知られる。本バンドのリーダーである。	●ジョン・パンチ p ウディー・ハーマン、ベニー・グッドマンとの共演で知られる。彼自信のコンボバンドでのレコーディングも多数有り、世界屈指のピアニストである。	●ブッチ・マイルス ds 亡きカウント・ベーシーの率いたベーシーバンド最後のドラマー。現在白人ドラマーの中では、ナンバーワンクラスである。

●ケン・ペプロスキー ts, cl 「グッドマンのトーンを持ち、バディー・デクランコのスタイルを持つ」と評価される。トミー・ドーシー楽団の出身のサックス、クラリネットの鬼才である。	●ジョン・ケルソー tp 多くの評論家が彼の事を「ウォーレン・パァッシェ依頼の最も伝統的なトランペッターの一人」と称賛している。	●ランディ・サンケ tp ベニーグッドマンに高く評価され、グッドマンが亡くなるまで、彼のコンボで活躍した。

●ジョージ・マッソー tb ザ・ワールド　グレイテスト　ジャズバンドには、19 75年から在団している。ジミー・ドーシー、ベニー・グッドマン楽団でも活躍した。	●イーラ・ネパス tb トラミー・ヤングに大きな影響を受ける。トラディショナルからモダンまで器用にこなす多才プレーヤーである。	スペシャルゲスト： ○バヌー・ギブソン vo イギリス、アイルランド、チェロキーインディアンの混血アメリカ人。デキシーランドスタイルの歌を唄う女性歌手が非常に珍しい現在、ひときわ彼女の存在が光っている。なんと言っても色気の伸びやかな歌声は、素晴らしいの一声。

★「日米混成 ALL STARS BIG BAND」

上記「THE GREATEST JAZZ BAND」のメンバー

＋岡崎好朗 tp, 多田誠司 as, 佐藤達哉 ts, 早川隆章 tb, 他

★アマチュア BIG BAND 日本代表出演

・神奈川県代表「伊波秀進 THE BIG BAND of ROGUES」
・東京都　代表「小林正家 MONDAY NIGHT JAZZ ORCHESTRA」

　サムデイが７月28日、日曜の５時から夜中まで、６時間にわたって総勢約50人もの出演者によるサマージャズフェスティバルを行なう。サムデイの特色とするオーケストラ及びビッグアンサンブルの豪華なサウンドを、日米一流のプレーヤーによる様々なグループでおきかせする。　まず最大の目玉は、ザ・グレイテスト・ジャズバンド。文字通りこれだけの大ベテランが揃って、スケールの大きく無類にスイングするジャズを演奏できるグループは他にない。1930年代のボブ・クロスビー楽団のピック・アップ・コンボのボブ・キャッツの伝統をひくグループで、60年代からまさに30年余りの活動を続けている。初代メンバーで残っているのは、ベースでリーダーのボブ・ハガードだけだが、彼の十八番の「サウス・ランバート・ストリート・パレード」「ウァッツ・ニュー」などヒット曲も沢山ある。ケン・ペプロフスキー始め、ホーン奏者も実力者揃い、ピアノのジョン・パンチも大ベテラン、そしてブッチ・マイルスのカウント・ベーシー楽団以来のドライブするドラミング。今回はニューオリンズ出身の魅力的女性歌手バヌー・ギブソンが加わる。こえ程ハッピーで心に残るスイング・ジャズは、当分聞けないだろう。サムデイの特別企画によって、このバンドに日本勢が加わって、日米混成オール・スターズ・オーケストラを組み、カウント・ベーシー・ビッグ・バンドの曲で大演奏会を行なう。岡崎好朗 tp, 多田誠司 as, 佐藤達哉 ts, 早川隆章 tb、等らのホーンが加わり、大変盛り上がったビッグバンドになるだろう。　日本アマチュア・ビッグ・バンドの代表として。伊波秀進が率いる「ザ・ビッグバンド・オブ・ローグス」と、小林正家の「マンデーナイト・ジャズ・オーケストラ」が出演する。前者はスタンケントンや東京キューバンボーイズのレパートリーにかけては、プロ顔負けのダイナミックなサウンドを誇る。後者は結成以来、カウントベーシーバンドのサウンドを徹底的に追及してきた筋金入りのグループ。　夏のジャズフェスティバルは数多いが、スイングするビッグサウンズこれ程ゴージャスなジャズを楽しめるのは、サムデイなればこそだ。当日は、真夏の夜のジャズピクニックの気分で、目いっぱいたのしみましょう。