GRANT STEWART ts
1971年6月4日カナダ、トロント生まれ。幼少の頃、高校教師であり、セミプロ・ギタリストの父親からチャーリー・パーカーやコールマン・ホーキンスを聴かされた。10歳の頃、アルト・サックスを始める。17歳の時にテナーに転向。ロリンズ、コルトレーン、レスター・ヤングに影響を受ける。19歳の時にNYに移住。ドナルド・バード、ジョージ・コールマン、バリー・ハリス、ジョー・ロバーノを師として勉強した。  そしてカーティス・フラー、ジョン・ヘンドリックス、エター・ジョンズ、ブラッド・メルドー、ボブ・ムーヴァー、ラリー・ゴールディングス、ピーター・バーンスタイン、ジミー・コブ等と共演する。またアル・グレイ・セクステットの最後のメンバーだった。
 NYでは、ビレッジ・バンガード、バードランド、ビレッジ・ゲイト、ヴィジョンズ、スモールズなどのジャズクラブに出演。ニュースクール・ジャズ・プログラムのプライベート・インストラクターをやっており、アメリカのみならず、カナダ、ヨーロッパなどでもツアーを行っている。
また、インディペンデント・レーベル、Criss Crossから2枚のリーダーアルバムをリリースしている。また、 Inpulse からリリースされているアルバム[Jazz Underground Live at smalls]でもソリストとしてフューチャーされている。ジミー・コブをフューチャーしたトリオやライアン・カイザー・クインテットwithピーター・バーンスタイン、またサム・ヤヘルなどとのアルバム・リリースの予定もある。
 2005年10月に日本での初リーダ−アルバムをリリース。
 来日はトランぺッターのライアン・カイザーのグループのメンバーとして、その後エリック・アレキサンダーのグループのゲストプレイヤーとして、度々来日。その間、増々人気上昇する。2009年4月に自己のカルテットとして来日公演。



JIMMY COBB ds
1951年にアールボティックと演奏旅行を行った。その時アールの奥さんダイナ・ワシントンも一緒であった。その後、音楽ディレクターとして1955年まで在籍した。
 しばらくフリーランサーとして過ごし、マイルス・デイビス、キャノンボール・アダレイ、等と演奏をした。そして、短い間だったがスタン・ゲッツ、ディジー・ガレスピーとも共演した。
 その後レギュラーメンバーとしての仕事はウイントン・ケリーとであった。それはウイントンの死んだ1971年まで続いた。
 1970年にはサラ・ヴォーンのドラマーとして活躍していた。
キャノンボールの弟ナット・アダレイとのリレーションシップは、キャノンボール亡き後も続いていて、1990年まで一緒に演奏した。そして日本にも度々来日している。
 今日、このスタイルのドラマーは数少なくなってきていて、ジャズドラマーの”古武士”的存在といえる。ドラマーのジャイアンツである。



TARDO HAMMER p
1970年からプロとして活躍している。
 ジョニー・グリフィン、ビル・ハードマン、ライオネル・ハンプトン、ルー・ドナルドソン、アート・ファーマー、アビー・リンカーンなど多くのプレーヤーと仕事をしてきたが、一方で1992年からアニー・ロス(女性歌手)のディレクターおよびピアニストでもあった。
 それが多くのジャズフェスティバルコンサートを行うことにつながった。
 彼はシャープナインレコードに多くレコーディングしている。
 彼の最近のCDの"Look,Stop and listen"は2007年度ダウンビート、ジャズタイムス、ビレッジヴォイスのトップ10



DEZRON DOUGLAS b
ハートフォードに生まれ育った。
 12歳の時父親のバンド[アルトン・ダクラスゴスペルカルテッット]に参加した。
 あの有名なドラマーであったウオルター・ボールデンは彼の甥っ子にあたる。
 後にジャッキー・マクリーンと出会い、彼の学校でナット・リーブス、スティーブ・デイビスなどに習った。
 プロとなってからはファラオ・サンダース、サイラス・チェスナット、ブランフォード・マルサレス、ケニーギャレット等と仕事をした。