次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)の特徴と製造方法
次亜塩素酸ソーダとも呼ばれ、水溶液はアルカリ性を示す。
時間とともに自然分解し、酸素を放出して、塩化ナトリウム(塩)
に変化してゆく。つまり放っておくと酸素を出して、残りは塩水に
なって終わる。その進み具合は、温度が上がると早くなり、
又、紫外線を当てると加速して無くなってしまう。
通常水道水にも消毒の為に入っているが直射日光に当てると、
無くなって無害になる。
用途として、適切な濃度で使用すれば、多くの細菌やウイルスに
強い殺菌効果を示す為、医療器具やリネンの消毒に使用されている。
※殆どのお寿司屋さんも、毎日これで消毒しています。
つまり、時間が経てば無くなり無害になる。従って、一度室内に噴霧したら、
部屋を密閉しても効果は無くなって行くので、連続又は簡潔で噴霧するのがベスト。
SOMEDAYは地下の為、カビや雑菌が繁殖し易く、くさい臭いを放ちがち
なのですが、実は11年前からこの噴霧を行っており、お越しいただいた
お客さんはお気づきかも知れませんが、地下特有の臭さは有りません。
またこの次亜塩素酸ナトリウムに加え、マイナスイオンも常時放出して
おり、かなりの除菌効果を得ております。
製造方法は、2種類
1、水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)に塩素ガスを密閉封入反応させて製造する。
2NaOH + Cl2 → NaClO + H2O + NaCl
2、3%の食塩水又は海水を無間膜の陰極、陽極で直流電気分解して作る。
その時、陽極に塩素、陰極に苛性ソーダと水素が出来、水素はそのまま
ガスとなり放出される。残った塩素と苛性ソーダが液中で直ちに反応
して、次亜塩素酸ナトリウムが出来る。
但し、電極に銅等のイオン化傾向の強い金属を使うと、その物も解けてしまうので、
金、白金、又は炭素棒等のイオン化傾向の小さい金属で、通電すると良い。
電圧は、直流15〜30V(ボルト)、0.5A(アンペア)〜1Aが、当方の実験では良かったです。
どうしても手に入らない時は作ってみて下さい。塩は、塩化ナトリウム98%以上の物が良かったです。
注:次亜とは、この場合低い酸化状態の事